ペーパータオル
キャンプの時はできることならゴミを出さないようにしたい。持ち帰るにしてもキャンプ場に引き取ってもらうにしても、少ないに越したことはない。とはいえ実際にはわずか1泊でもそれなりの量になってしまう。
そう考えるとペーパータオルってのは使うたびにゴミになるものなので本来は使用を控えたいなぁと思いつつも、やはりその便利さゆえに毎回持っていく。焚き火をする時は風で灰が飛ばされないように十分注意して燃やしてゴミを減らす。そして灰や消し炭は火消し壺に入れて持ち帰る。
そして毎回問題になっていたのが、邪魔にならず使いやすい設置方法だ。
ギアの一部として
以前に見たものでいいなぁこれと思っていたのが、このスパイスボックスだ。持ち手の部分が取り外すことができ、ペーパータオルホルダーとして使用できるものだ。
見た目的にも機能的にもいい感じだなぁと思いつつも、スパイスを入れる部分が小さい…
見つけた!
ある日だらだらとサイトを眺めていた時、突然出会った。
ダルトンだ。おしゃれな家具やインテリア商品、小物等を揃えるブランドだ。
で、実際に購入した商品はこれ。マグネティック ペーパー タオル ホルダー。
開封の儀
おしゃれにデザインされたボックスから取り出してみた。ある程度予測はしていたけど、やはり重い。結構重い。というのもメインの素材はスチール、さらに強力な磁石がたくさん取り付けられているので重い。
この商品の面白いところはホルダーが左右別体になっているところ。
注意してみると塗装は結構荒い。傷もかなりついている。どうせ使っていれば傷もつくだろうし、大して気にならず。
裏を返すと磁石が3個ずつ、計6個使用されている。このおかげで耐荷重が600g!ってそんな重いペーパータオルないだろ(笑
さらにうれしいことに磁石は塩化ビニールでカバーされているので、サーフェスに傷をつける心配は大幅に軽減されるはずだ。
製造は中国ですね。
装着してみる
まずは手っ取り早い金属面ということで冷蔵庫に。ガチャコン!という感じで強い磁力がホルダーを固定してくれる。使っててずれたり外れたりというのは、簡単には起こらなさそうな磁力!
とはいえ今回は自宅内で使用するわけではなく、あくまでキャンプ中に使うのが目的だ。なのでちょいとDIYしてみる。
キャンプ用テーブルに取り付ける
ホームセンターで穴が空いたプレートを購入してきた。幅は2cm。一種類は長さ10cm。もう一種類はT字のもの。本体はT字のものは必要なく、長さ5cmの直線のものでよかった。だが短いものは薄くなってしまう。なので10cmのものと同じ厚みのものを探すと、このT字のものとなってしまった。
このプレートを自作の折りたたみテーブルにねじ止めした。
次の日、デイキャンプに行った時に実際に使用してみた。これなかなかいい!基本的にはテーブルの天板の下にあるので、全くじゃまにならない。それでいて必要な時にすぐに取り出せる。こんな当たり前のことがすぐにできないことが多いキャンプでは、些細なことでもうれしい(笑
利点
このホルダーの素晴らしい点は左右別体になっていることだと前述した。なぜかというとペーパータオルには異なったサイズがあるからだ。日本製だとサイズは決まっているけれど、我が家ではコストコで売られているアメリカサイズのものを常用している。
にも関わらずこのホルダー一つで日本製もアメリカ製にも対応してくれるというのはありがたい。
さらにはスチールベルトクーラーを使用していれば、こんな使い方も。ツールボックスでもいい感じになるかもだ。
最後に
これまでいろいろな方法を考えてDIYで作ることを考えてきたペーパータオルホルダー。今回うれしい出会いのおかげでいとも簡単に解決した。しかも状況に応じて取り付け位置を変えることも可能だ。
しかしあれだ。なんか初めて磁石に出会った子供のように、どこにでもつけてしまいたくなる衝動は抑えられない(笑