オープンハウス?(笑
キャンパー達はテントやタープはもちろんのこと、様々なギアや小物まで自分が好きなものや気に入ったものを揃えて、独自の雰囲気やスタイルを作り出している。

だってキャンプって普段見せることのない自分の部屋を周りに見せているようなもの。タープ泊やパップテント使用となると、寝室までご開帳のオープンハウス状態(笑
当然自分のこだわり抜いたスタイルを展開したいよね。
で、ウェアはどう?
サイトにはこだわり抜いたギアが並ぶが、果たしてキャンパーの服装はというと、普段着っぽい感じの方もいればアウトドア系でキメたキャンパーもいる。当然ながら人それぞれだ。
僕的にはこだわりのテントやギアを含めたサイト作りは、キャンパー自身の出で立ちをもってより引き立つのでは?との思いから、通常キャンプでは見ることのないPコートを着用している。

ブーツは先日購入したワークマンのラークス!
トドメ(笑
シェルフやテーブル、ランタンスタンド等をDIYして少しばかりの独自性を出し、最後にあえてのPコートでトドメを刺す(笑
Pコートって海のものじゃない?と言われれば、そりゃ場違いかもしれない。でもサイトにユニークな雰囲気をもたらすことができるし、まず周りとカブることもない。それに単に奇抜なものを狙った結果ではなく、それなりの理由もある。
暖かい
そのほとんどがウールで構成された分厚い生地は圧倒的に暖かい。さらにはコートなので、座った時に一番下のボタンを外せば腿を半分ほど覆ってくれるので、寒い夜の焚き火時の使用も悪くない。

ケモノがいるとさらに暖かい(笑
燃えにくい
天然素材であるウールの使用率が高いので、化繊のウェアに比べると圧倒的に燃えにくい。
以前に山の中でMTBを乗っていて、休憩時にお湯を沸かしてコーヒーを準備していた時のこと。突然鳥の羽毛がぱぁ〜っと舞い始めた。どうしたんだろう?なんて思ったら、冷えないようにと着ていた薄手のダウンジャケットがSOTOのストーブに触れて表面の素材が熔けたのだった(苦笑
これ以降、屋外で火を扱う際には化繊のウェアは避けようと思った次第。

もつ鍋に向けてニンニクの皮をむく。ケモノは前を見据える。
匂いがつきにくい
秋の夜長を焚き火で楽しむと、例え風向きを考えたとしても煙に燻された匂いが付く。ところがこれまたウールの特徴で、匂いがつきにくいというものだ。
もちろん全く匂いがつかないというわけではないけれど、家に持ち帰ってからファブリーズをかけて、外に数日干しておけば匂いはだいたい抜けてくれる。
もっと自由でいいんじゃない?
キャンプ系情報サイトや雑誌ではキャンプに着ていく服はこれ!なんて特集はよく組まれているけれど、あくまで参考程度でいいよ。ルールなんかないんだから、個性的な装いでサイトを色どれればいいよね。
アウトドアでそれ?なんて洋服が結構マッチしたりするからみなさんもぜひ色々試してみてください。
それこそライダースの革ジャンにドクターマーチンのブーツでキャンプってのも全然ありだと思う。グループキャンプでテーマを決めて、みんなパンクの格好だったら最高だなぁ(笑
最後に
とはいえ先日行ったキャンプ場、トレンチコートに皮っぽいパンプスを履いた女性がいて、完全に打ち負かされました(笑