クーラーボックス

機能も見た目も気になる

たとえデイキャンプのように短時間のキャンプであっても欠かせないクーラーボックス。
キャンプ場で過ごす時間が長くなればなるほどその重要性が増す、機能性が重要なキャンプギアの一つ。食材が腐食したり飲み物がぬるくなってしまうと、キャンプでのテンションがだだ下がりになってしまう。
とはいえサイズも大きくて視覚的にも主張するし、機能面だけじゃなく見た目も気になるよねぇ。

超高機能クーラー

近頃ではイエティ(YETI)やグリズリー(Grizzly)、オルカ(ORCA)をはじめとする尋常じゃない保冷能力を誇るクーラーボックスが人気を博している。実際インスタを見ていると使用しているキャンパーも多数いるみたい。

どのメイカーのものでもこの手の超高性能クーラーはシンプルながらも無骨なデザインでかっこういいし、持っていると上級/おしゃれキャンパーだなぁと羨望のまなざしで見てしまう。少し気になるのはどのメイカーもデザインが非常に似てる上に色も近いので、はた目にはどのメイカーのものはすぐにはわかりにくいてことぐらい?

下は様々なクーラーをテストしたアメリカはフロリダのクーラーボックス屋さんの比較動画。

この動画、オルカの紹介をしているブログでよく紹介されている。だけどオルカは2日目からの参加なので公平な結果ではないからね〜。

なんにしてもまぁすごいねけどね(笑

釣り用は?

クーラーボックスを使用するアクティビティの筆頭といえば釣り!ということで釣り具メイカーも様々なクーラーボックスをリリースしている。機能的にも上の超高機能クーラーに引けを取らないものも多いみたい。販売価格も海外製のものに比べるとずいぶんと求めやすい。なのになぜキャンプサイトでは見かけないんだろう?

日本の工業製品ではよくあることだけど、機能はよいけどデザインが…っていうパターンだ。
随分と昔は水色一色や青と白のツートンなんてのが多かったけど、最近は真っ白が主流なのかな。デザイン的には昔からある「釣り用クーラーボックス」から脱却できていない気がするなぁ。

やはり今時のおしゃれキャンパーには「おしゃれ」には映らないのかもしれない。機能的には素晴らしいはずなので、もったいないなぁ。
デザインの力って思ったより購買力や所有欲に影響するもんね。

落とし所

超高機能クーラーは憧れだし安心の機能性だけど高価すぎだし、釣り用はデザイン的にもう一つ好みではない。ということで僕的に落とし所はコールマンのスチールベルトになった。
ただし購入当時に販売されていたものは好みの色ではなかったのと、ビンテージの形が好みだったこともあり国内のオークションやe-bayを眺めて、あるいはローカルのショップをチェックした。最終的にはe-bay経由でアメリカの質屋さんから1977年のものを入手することができた。

性能的には超高機能クーラーには敵わないけど、70年代製造の古さに味があって見た目的には満足。
機能面を若干だけ向上させるために、両面テープで発砲ゴムを貼ってより密閉力をアップさせた(実際に効いてるかは謎)。使用時は100円ショップに売っている保冷バッグを2個使い、それそれに2リットルのペットボトルの水を凍らせたものをそれぞれのバッグに入れて、さらにLOGOSの氷点下パックを入れる。
そして凍らせることができる食材はなるべく凍らせておくことは、忘れちゃならないところだね。

黒い発砲ゴムを両面テープで貼って、少しでも密閉力アップを!
そして侮れない100円ショップの保冷バッグを2つ使うと気持ち保冷力はあがる(気がする)

すると先日の27℃ほどまで気温が上がった時期の2泊3日のキャンプでも、ペットボトルの氷は最後まで全然残っていて、3日目の夕方に自宅に到着した時にも残った飲み物はまだ冷たかったな。凍らせたペットボトルの氷がとけて水になると氷が溶けやすくなるので、飲料水が必要な度に使うと氷はさらに長持ちすると思う。

あとは保冷剤をどの位置に置くってのは大切なんじゃないかなぁ。
冷気は下に落ちるので、保冷剤は上においた方がいいのではと思っているんだけど、それだと蓋を開ける度に保冷剤が暖かい外気に触れるし、もし直射日光がクーラーに当たっている場合だとどうしても溶けやすくなる気がする。
長持ちさせるなら底に1枚、上に一枚を使用すると温度上昇を抑えられるんじゃないかなぁ。

最後に

クーラーボックスって比較的大きなギアなので、サイトの見た目にそれなりに影響を与えるギアだから、自分の好みのデザインや色だと最高だね。とはいえ性能面ももちろん大切だし、価格も忘れちゃならない。

様々な商品がリリースされているので、お気に入りを見つけるのはなかなか悩ましい。
だけどそこがまた楽しいね(笑