もくじ
ローベンスって?
ローベンスはデンマークのキャンプギアメイカーで、テントを始め様々なギアをリリースしている。日本ではポリコットン製のワンポールテントの存在がよく知られているんじゃないかな。
ポリコットン製のワンポールテントといえば、日本ではノルディスクがとても有名だけれど、ローベンスだとそこまで見かけることはないだろうから、独自性を重んじるキャンパーにはいいんじゃないかな。
2019年のローベンスのテントのトピック
では春にかけて日本にも導入が予想されるローベンスのテント、今回は人気があるポリコットン製のテントに絞って紹介していきます。
新商品や廃盤になったもの、素材の変更等いろいろとあるようです!
1. ポリコットンの素材が変わる
ローベンスはポリコットンテントに使用している素材は自社開発している。それはHydroTex®(ハイドロテックス)ポリコットンと呼ばれ、通気性に優れ、夏は涼しく冬は暖かいとしている。素材は65%コットン/35%ポリエステルだったが、この素材が使われているのは2018年モデルまでだ。2019年モデルからのハイドロテックスポリコットンは35%コットン/65%ポリエステルに変更となり、数字上ではノルディスクのポリコットンと同様の組み合わせとなるようだ。
日本代理店にこの新素材についてTrailhead, Inc.様にお尋ねしてしてみると、以下のようなご返答をいただきました。
2019モデルのアウトバックシリーズは全て新しい素材に変更致します。既にサンプルは弊社に到着し、テストも行いましたが、質感、見た目、機能において旧モデルとほぼ同じでございまして、素材の専門家でも簡単に見分け出来ないほどの仕上がりになっています。三月中旬から国内にて販売が始まる予定です。
ポリエステルの割合が多くなることで、重量がやや軽くなるととが期待できるね。さらにはコットンが少なくなったことで、以前のモデルよりもカビの発生を抑えることができるのかもしれないなぁ。
2. 新発売のテント ・タープ
Apache アパッチ
10人用の大きなテント!一見モノポールテント に見えるが、実はそうではないこのテントには3本のAフレームが使用されている!なのでティピー型テントに見られる太いセンターポールがない!
幕の頂点から太いAフレームを一本、前後2箇所に設けられたメッシュ付きの出入り口用に小さめのAフレームがそれぞれ一本づつという構成になっている。ティピー型で出入り口が2箇所あるってのも珍しいし、センターポールがないことで、幕内のレイアウトの自由度が飛躍的に上がること間違いなし!
テント素材 | ハイドロテックス ポリコットン (35%コットン/65%ポリエステル) |
就寝人数 | 10人 |
ポール | アルミ 25・36mm |
グランドシート | ジッパー脱着式、210Tオックスフォード、100%ポリエステル、耐水圧10,000mm |
収納サイズ | 95 x 38 cm |
ポール重量 | 12kg |
フライシート重量 | 18kg |
Chinook チヌーク
床面積は390cm四方から425cmに大きくなったものの、実質的にチェロキーの後継モデルなんじゃないかなぁ。
これまでチェロキーにはなかったAフレームをエントランス部分に配することで、より快適な空間を作り出している。ベルテントのクロンダイクに似たアプローチだね。
チェロキーのエントランスはそれなりの高さがあったけれど、チヌークのエントランスは175cm。ちょっと低くなってしまったので、背の高いキャンパーは出入りの際に屈まないといけないね。
テント素材 | ハイドロテックス ポリコットン (35%コットン/65%ポリエステル) |
就寝人数 | 8人 |
ポール | センターポール:アルミ 30.8-52mm Aフレーム:25mm |
グランドシート | ジッパー脱着式、210Tオックスフォード、100%ポリエステル、耐水圧10,000mm |
収納サイズ | 85 x 31 cm |
重量 | 18.6kg |
Universal Porch Tarp ユニバーサルポーチタープ
特にクロンダイク、そして新発売のアパッチとチヌークのユーザーに朗報!この3モデル専用のタープが新発売となった。
エントランスのAフレームの頂点を利用して使用するスタイル。もちろん2本の通常のポールを使用することで、単体のタープとしても使用可能。
テント素材 | ハイドロテックス ポリコットン (35%コットン/65%ポリエステル) |
ポール | スチール22mm |
収納サイズ | 96 x 12 cm |
重量 | 4kg |
Front Porch フロントポーチ
これもエントランスにAフレームを使用しているテント向けの商品。
Aフレーム使用のエントランスはフレームを使用しないティピー型テントのものよりはましだけど、やはり雨には弱い側面がある。そこでこのフロントポーチの出番だ。
設営も簡単そうだし、ベルテントにラウンドシェイプのポーチってなにやら斬新だよね。
テント素材 | ハイドロテックス ポリコットン (35%コットン/65%ポリエステル) |
ポール | スチール22mm |
収納サイズ | 83 x 14 cm |
重量 | 4.3kg |
3. グランドシート
これまでのローベンスユーザーにも朗報なのが、この新発売のグランドシートじゃないだろうか?ようやくのリリースって感じだね。ただしチェロキーやモホーク用は用意されないのが残念だ…
4. 廃盤になったテント
アパッチとチヌークの登場でチェロキーとモホークが廃盤となった様子。特にチェロキーは絶妙なサイズとお買い得ある価格が魅力的だったので、ちょっと残念だなぁ。
最後に
日本国内ではまだ使用しているキャンパーが少ないローベンスのポリコットンテント。しろくまさんはかぶる可能性が高いから…と思っている方々も多いはず。
狙い目ですよ(笑
ご了承ください。
ページ最上部の画像 出典:Robens