極厚鉄板が気になる
キャンプでは様々な手の込んだ料理を行なって、外で食べる料理のうまさに拍車をかけることが多々ある。自宅ではあまり作らないメニューはただでさえワクワクするというのに…(笑
そんな中、ここ最近よく見聞きするキャンプギアの一つとして鉄板がある。もちろん調理用の鉄板だ。最近ブームとなっている調理用の鉄板は決まって厚みがあり、そのほとんどがソロ用としてコンパクトサイズで展開されている。
そんな中、ナチュラムのオリジナルブランド、ハイランダーが昭和26年創業の藤田金属株式会社とコラボ、厚さ6mm!の焚き火鉄板(超極厚6mm)をリリースした。
厚さ6mmの超極厚鉄板
その名の通り厚さ6mmの鉄板を使用している。なにやらハードコアな鉄板で、こっちもウキウキしてしまうばかりだ。
この厚さになると、鉄板全体が温まるのにしばらく時間がかかるだろうなぁ。でも一旦温まると少々火力にムラのある焚き火の炎でも熱をほぼ均一に伝えることができるため、厚い食材や焦げやすい食材でもうまく調理できるのではと期待大!
ただでさえうまい焚き火+鉄板+肉がさらに上手くなりそうな予感!
スキレットとは違う(はず)
もともと焼き物をするときは網の上よりもスキレット派なのだが、果たしてどれくらいの違いが出るものだろう?
スキレットは鋳物だ。なので細かい穴があちこちに開いていて、鉄板そのものとこの穴に閉じ込められた空気が温められることで蓄熱性を保っている。一方この鉄板は一枚板で溶かされた歴史がない(はずだ)。温まるのに時間はかかるだろうけれど、一度温まると冷めにくく、ムラが少ない温まり方をするはず。素材の加工方法が異なれば、当然焼き具合も違ってくるだろう。
ん〜なんだかスキレットよりもうまい肉が食えそうな気がしてきた…(笑
シーズニングいらず!
一般的に鉄板はシーズニングや使用後に油を塗布することがお決まりだけど、この焚き火鉄板(超極厚6mm)なら必要なし!ハードテンパー加工という、手作業で高温焼き入れを行い、その後油に浸す防サビ加工が施されている。
これってかなり便利だし、使用のハードルがかなり下がる!洗った後に油を馴染ませるのを忘れて、錆びさせることもないもんね。
サイズは2種類
サイズは2種類で大と中が用意されている。大は持ち手を含めると幅が40cmとかなりの大きさになる。そして分厚い鉄板ということも相まって、重量は5kgと結構な重さ。中の方は3kgと決して軽くはないが、ソロや2名であれば十分かな。
あと既存のソロ用鉄板と明らかに違うのが、2.4cmもの深さがあるということ。肉焼いても油が溢れることはないだろうから、安心して肉を焼くのに専念できる!(笑
最後に
たかが鉄板、されど鉄板。様々な鉄板がリリースされていて、スキレット派の僕も気になっていた分野、そしてついに、あ!欲しいと思わせる鉄板が出てきた。
分厚いステーキを、あるいはコストコに売っている厚さ1cmほどの牛タンを牛脂を溶かしたこの鉄板の上でジュージューさせたいと思う。
これはいっとこう!