自然の脅威と恵み

大きな被害

先日の豪雨では西日本を中心に大変な被害が出てしまった。災害に遭われたみなさまにおかれましては、お見舞い申し上げます。

被害は市街地のみならず当然のように山間部にも甚大な被害が出ている。僕がマウンテンバイクのコースの造成・維持・管理のお手伝いを行っている里山でも凄まじいダメージが残ってしまった。植林された杉はあちこちで倒れてコースを破壊し塞ぐ。森の至る箇所が川のようになって土をえぐりその土が下へと流され、石があちこちに転がっている。

このコースがオープンする数年前にみんなで力を合わせて作った大きな橋も、土台となる土が水によって流され崩壊し、さらにその付近の杉の木も倒れて橋を直撃したことで、無残にも壊れてしまった。

MTBのコース上は水抜きと呼ばれる雨水を逃す水路を作っていたけれど、雨の量が膨大で水抜きの処理能力をはるかに超えて、コースそのものが水の流れ道=川となってしまった。ひどいところでは1m以上の深さの土が流されてしまい、もはやコースとしての復旧は厳しい箇所も多々ある。

力をあわせる

そんな時僕らがよくやるのが、ボランティアを募ってコースの整備を手伝っていただき、その後無料でコースを利用してバイクに乗ってもらうという方法だ。

これって日本各地にあるキャンプ場についても似たようなことが言えるのではないかなぁ?
近年自然災害が相次いでいる状況を考えると、大きなダメージを受けているキャンプ場は数多いはず。

たどり着けない

まずはキャンプ場までの道路が寸断して通行止め、キャンプ場に赴くことができないパターン。
こればかりは道路が再度整備されるまで待たないといけない、歯がゆい状況だ。もし迂回路があれば少々時間がかかっても行くことはできるだろうから、キャンプ場に被害がなければ利用することによって地域貢献という考え方もできるよね。

直接的被害

問題は直接的な被害が出て、営業停止や廃業に追い込まれているキャンプ場だ。

実際、熊本で起こった大地震はキャンプ場にも大きな影響を与えることになった。場所柄温泉施設があるキャンプ場が多く点在しているが、温泉を引いている管が壊れたり、温泉が出なくなったりして営業を中止したり、温泉サービスを諦めたり。そのキャンプ場の売りであるだろう温泉を突然失うことになり、そのダメージは計り知れないだろう。それ以外にも様々な損害が営業できない理由になり得る。

そこでいつも思うことなのだが、キャンパーでボランティア・復旧活動を行ったりして、日頃お世話になっているキャンプ場のお手伝いができないかな。もちろん、もし現地まで行くことができればの話だけれども。

話はそんな簡単なことではないことは十分承知している。けれども僕らが楽しくキャンプできるのも、キャンプ場を日々整備して僕らを受け入れてくれる準備をしているキャンプ場関係者のみなさんの努力あってのこと。

いつの日かそうやって、迷惑がかからない範囲でお手伝いができればと思うこと然り。

恵だってある

自然はそうやって一瞬にして牙を剥くことがあるが、その一方で恵ももたらしてくれる。

このいいサイズに育ったクヌギは玉切り→薪割り→乾燥を経て数年後にはキャンプ場で楽しい焚き火の時間を演出してくれるだろうな。

そしてこの杉の枯葉。そう、最強の着火剤だ。大きめの一掴みの杉の枯葉と枯れ枝があれば、薪への着火なんてこれまで100%の確率だ!