秋冬キャンプはレイヤリングで地面からの冷気を遮断しよう!

キャンプ場は寒い!

街中に住んでいると山や海付近の寒さに慣れていないせいか、どれだけ寒くなるかわかってない場合が多い。ところが特に山は寒いよ〜。標高が高くなればなるほど、その寒さはびっくりするほどだ。

これぐらいでいいだろう、って予想している装備にもう一枚しっかり暖かさをもたらしてくれるウェアを用意していった方が後悔しなくなる可能性が高いからおすすめ。

一番冷え込むのは寝ている早朝!

夜も焚き火をして酒を飲んでもやはり寒い。ところがだ、もっとも冷え込むのはぐーすか寝ているはずの早朝だ!しかし寒いとどうなるか?寝れない!どうやっても寝れない!寒さでうちふるえるのだ(笑

いわゆる底冷えってやつだ。冷気が地面からじわじわせり上がってくるいやーなやつだ。

このどうしようもない寒さを少しでも緩和させるためには様々な対処法があるけれど、今回はテント内の床から冷気が上がってくるのを遮断してゆっくり寝れる環境を作っていこう!

荷物は多くなるけど暖かさ優先

厄介な底冷えも様々なモノをレイヤリング(重ねる)することで、幕内にさほど冷気が上がってこなくなるよ。

レイヤー1:グラバーオールウェザーブランケット

敷物のみならず簡易タープやブランケットとして有名なオールウェザーブランケットをまずは敷く。人間からの熱を跳ね返し、冷気を遮断してくれていると信じている(笑

レイヤー2:銀マット

次におなじみの銀マット。しかも厚さは15mmあるので存在感たっぷりで頼もしい。このマットは両面に銀のシートが貼られているので、遮冷効果も高そう。

銀マットの代わりにEVAマットでもよいかなぁ〜。買おう買おうと思っていながら、結局近所のホームセンターで銀マット買っちゃたんだよなぁ(笑
安いしねぇ〜

レイヤー3:しまドルトン(笑

衣料量販店のしまむらで数年前に購入した、フリースのブランケット。デザインがまるでペンドルトンのブランケットのようということで、しまドルトンと呼ばれた商品。今でも売っているのだろうか?

2m x 3mの大きなもので、少々かさばるものの軽くて暖かい。

レイヤー4:インフレーターマット

寝心地を決めるといっても過言ではないだろう、インフレーターマット。僕はケシュアの5cmくらいの厚さのものを使用しているけれど、もう廃盤になったのかオフィシャルサイトにもリストされていない。

これに関しては様々なメイカーから多種多様な商品がリリースされているので、お気に入りのものを選ぶのが一番!体重にもよるだろうけど、5cmほどあるとより快適に寝れる気がする(笑

レイヤー5:ニトリ Nウォーム敷きパッド(おまけ)

自宅で使用していたが、キャンプ用として使用し始めたニトリのNウォーム敷きパッド。当初これは使用しないつもりだったけど、試しに使ってみた。

それなりに厚みもあって、インフレーターマットの厚さと相まって、なかなかの寝心地をもたらしてくれました。

で、どうだった?

先日のキャンプでは朝に5℃ほどまで下がったようだけど、当然のごとくタープは表も裏も呆れるほど濡れていた。にも関わらず幕内は正直全くといっていいほど冷気が上がってくることなく、快適に寝ることができた。

むしろシュラフに入ってしばらくは暑くてなかなか寝付けなかったのは、おまけで敷いたニトリのNウォーム敷きパッドのおかげか?とはいえこれなかったら朝方は少々寒さを感じたかもしれないけれど。

こうして改めて見ると銀マットとしまドルトンの順番は逆でもいいかなぁ?

最後に

幕内のフロアの冷気遮断対策って軽んじられているような印象を受けるけど、より快適な空間と睡眠環境を作るには、実は結構大切だと思う。普段の生活では思いつかないほど底冷えが厳しいから、あれこれ重ねて寒さ対策を。

まぁ電源サイトだったら電気毛布を下に重ねると相当快適になるとのことなので、荷物が多くなりがちのファミリーキャンプでは試して見る価値ありじゃないかな。

みなさんもすでに持っているアイテムをあれこれ重ねてみて、快適な睡眠を!