キャンピングカーショー2018に行ってきた

やはり気になる

キャンピングカーでのキャンプって、同じ屋外で寝泊まりするアクティビティーなのにテント泊とは対局になるようなものと感じている。テントを張る行為や寒い中食事したり、寝袋で寝ることをしないというのは果たしてキャンプなんだろうか?と。

とはいってもやはり気になる対象ではあるので、今回見に行ってみようということに。というのもちょっとした伏線があるんだよねぇ(笑

偶然見かけた

先日キャンプにいっている時、高速のサービスエリアで見かけたこのクルマ。そうランドローバーのディフェンダーと牽引されているトラベルトレーラー(キャンピングトレーラー)。あまりの格好よさに写真を撮ったのだけど、僕が利用したキャンプ場を彼らも利用したようで、彼らのキャンプサイトがとてもイカしていた。

それを見て以来、普段僕が考えるキャンプとは異なるものの、やはり物欲の対象というか所有欲の対象ではあるし、憧れはやはりあるなとの思いが形成されてきた。

行ってみた

今回30社から会場を埋め尽くさんばかりのキャンピングカーが展示されていて、どこから見て行こうかそわそわするほどの熱気。

中にはイベント期間中の2日間の間に5〜6件成約された車種もあったりで、商談ブースも人がいっぱい。改めてキャンピングカーのニーズの高さを思い知らされた。

とはいえ展示されているクルマの多くは、ハイエースをキャピングカーにしたバンコン(バンコンバージョン)タイプが主流。内装も各メイカーが知恵を絞って工夫しているとは思うのだが、いかんせんほぼ同じに見えてしまうというのが率直な感想。外観にしても貨物トラックのように見えてしまって、格好よさがもうひとつ感じられないんだよなぁ。洗練されたスタイリングはやはりヨーロッパ系のものがよいね。

とはいえ中にはこんな感じで独自性を打ち出していて、いいなぁ、おもしろいなぁと思わせるメイカーも当然ある。応援したいね。

そんな中ぜひ見てみたいと思っていたのが、HYMERのメルセデスベンツをベースにしたもの。

HYMER Grand Canyon S

出典:HYMER Japan

この車種を取り扱っている販売店が参加するとのことだったので、喜び勇んで行ってみると、さすがに大手だけあってブースの大きさも最大級!

そんなブースを歩いてみるも、一向にお目当てのものが見つからない。人気ないのかなぁ?と思い尋ねてみると、人気ありすぎて2018年モデルは完売、2019年も相当売れているらしく、展示車すら入手できない程らしい。

そりゃ価格も尋常ではないので、買えるかと言えば買えないけれど、とりあえず見てみたかったのになぁ…(笑

あらら、残念。全くの空振りで帰るのか?と思ったら、ありましたよいいのが!

CASITA TEXAS Rodeo mini

一目見てこれはイケてる〜格好いい〜かわいい〜角丸シェイプ!あのエアストリームにも通ずる丸いシェイプ!しかも750kg以下なので、牽引免許もいらないときた!

外見もさることながら、内装がまたいい感じ。ボディ同様ファイバーグラスで形成された白いインテリアも古いアメリカの雰囲気があり、オークの引き出しや棚の扉もその雰囲気をさらに盛り上げる。

わずか4m程のボディにトイレやシャワーもついていて、なおかつ狭さを感じないパッケージングは、キャンピングカーを知り尽くしたアメリカのメイカーならではと感心!ベッドにもなるダイニングは日本特別仕様で本国サイズよりも大きく、大人2人がゆっくり寝ることができるサイズだ。

コンロや温水はLPガスなので専門業者での補充は少々手間だけど、それが気にならない程の見た目と実用性。

たまらんなぁ〜、これ。

最後に

多くのキャンピングカーが展示され、中には本当に「これなら住める!」と思わせるすごいものもあり、普段見たことのない車両を見て回るのは楽しい体験だった。ところが期待していたメルセデスの展示がなく、がっかりしていたところに現れた丸いシェイプのトレーラー。

完全にこころを奪われました。だからといって買えるはずもないのだが、夢だけは見続けよう(笑

あれ、最後に気づいたけど、これってひょっとしてあのディフェンダーが引いてるのに似てる?よくよく調べたら製造元はやはり同じだった!