焚き火が最高の季節
なんだかここ最近は変に暖かい日々が続いているけれど、僕が最後に行った数週間前のキャンプの時は結構な冷え込みだった。氷点下になるだろうなと思い、寒い思いをしないようにあれこれと準備をして、朝方は氷点下まで下がったにも関わらず快適なキャンプだった。
さてそんな寒い時期のキャンプ、何が楽しいってやはり焚き火だよねぇ。
非現実
焚き火は単に暖をとる手段だけではなく、何と言ってもその非日常性や非現実性が持つ不思議なパワーが最大の魅力だ。
時には何も話さず何時間も過ごすことなんてこともあるし、ある時はひたすら会話が弾む、魔法の雰囲気をもたらしてくれる。
キャンプの醍醐味をごそっと持っていける魅力を持つ焚き火は燃えているものの、酒を飲んで楽しい刻だけど眠たくなってきたし、ぼちぼち消灯時間だし、そろそろ消さないと。
そして現実
多くの場合は薪が燃えて形が崩れ、炎はほとんど上がらず炭の状態になった頃だろう。
ではこのまだ燃え続けている炭、どのように処理してる?酒が入っていい気分になっていても、現実問題これだけはやってからじゃないと寝れないよね。
僕は火消し壺を使用する。まだ火がついている状態の炭をガラガラーと入れてしっかり蓋を閉めれば、空気(酸素)が遮断されて結構早く鎮火する。
これが正しい処理だと思っている。ところがこの火消し壺を忘れてしまった。なので炭を極力小さくして、焚き火台に入ったままの状態にしておいた。
炭を甘く見るな
朝になって焚き火台をチェックするも、炭は真っ白になっていた。どうやら燃え尽きてくれているようだった。
なのでそのままにして幕内で灯油ストーブをつけて暖かく朝食。そして幕の結露と戦いながらの片付けを始める。
この時利用したキャンプ場は炭捨て場的なものはなく、管理棟で燃えるゴミ袋を購入しそこに炭を入れて処理することになっている。なので午前10時頃だろうか、チェックアウト前に購入したゴミ袋に炭を入れた。
すると袋に入って行く炭から、まだわずかながら熱を感じる!ゴミ袋がところどころ溶け始めた!もう12時間近く経っているのに!
慌てて水を入れて消火。
そう、そこらに放置した炭、簡単には火は消えないよ。
思い知らされた
初めて焚き火台に炭を残して一晩を過ごしたけれど、これはとんでもない行動だった。数時間もすれば消えるものだろうと思っていたけど、小さな炭でもえらく長持ちすることを思い知らされた。
幸い風はなかったし、周辺に草や木もなかったけれど、正直ゾッとした。
ルールに沿った処理を
炭についてはキャンプ場によって処理の方法が異なるよね。ルールを守ることはもちろんのこと、確実に鎮火させて絶対に迷惑がかからないようにしたいものだね。
先日の自分の行動を深く反省しつつ、火消し壺の携行を硬く誓う!
みなさんはどのように炭の処理を行なっていますか?