真冬のデイキャンプ、若杉楽園キャンプ場(福岡県)で焚き火を楽しむ

新年〜年度末

1月から3月末までの期間は人間が本能的に暖を求める姿勢が生々しくもキャンプが楽しい時期なのだが、仕事上その時期にキャンプに行く時間がなかなか取れない自分が恨めしく思う。とはいえキャンプしたい、焚き火したいということで、デイキャンプに行ってきた。

焚き火

今回のデイキャンプの目的は焚き火だ。というかそれにしか眼中にない(笑
普段行なっている泊まりのキャンプだと荷物が多くなり、木箱に入らない大きな薪を持っていくことがむずかしい。なので荷物が少ないデイキャンプで、節が大きかったり曲がっていたりで斧で割れなかった薪を持って行って、盛大に焚き火を楽しもうというもの。

昼間っから焚き火?

そりゃ焚き火は暗くなってからこそが醍醐味だが、冬の時期のキャンプはたとえ昼間でも焚き火という熱源、「暖」がうれしい。冬の低い太陽から放たれるやや色の濃い太陽光のもと、ユニフレームの焚き火台の上にあがる炎をぼーっと眺めるのは、最高の癒しだ。ここしばらく仕事でフル回転してガチガチになった頭をゆっくりと柔らかくしてくれるはずだ。

火をつける

例によって茶色くなった杉の枯葉をふた掴みほど焚き火台にセットする。その上に庭の木を剪定した木の枝を散らばす。さらに燃えやすい杉の薪を数本置いて火をつければ、こともなく炎が立つ。そこに不揃いな大きな薪をくべていく。

サイズが大きく形が不揃いなので井桁型や合掌型といったスタイルで薪を組むことはできず。むしろ焚き火台よりも長く大きいものが多かったので、置くのがやっと(笑

まぁ何にせよ、炎はいいよね。最高だ。マツコも「マツコの知らない世界」の焚き火の回ですごく気に入っていたようだけど、まさにそれ(笑

キャンプ飯はどうした?

通常キャンプに行けば、キャンプ独自の調理器具を駆使して普段はなかなか口にしないようなタイプの料理をしたりするけれど、今回のデイキャンプは焚き火がメインだ。

特別なことはしない。

それどころかスーパーで買ってきたカップラーメンにおにぎりという布陣だ。時間も限られているし、より焚き火を楽しむ時間を取るために、普段は楽しみな調理・食事も簡素に。でも十分うまいんだよね、外で食べると。

ただ前日KALDI(カルディ)で何やらうまそうなものをいくつか買っていて、びっくりのうまさだったのがこのクミンピーナッツ!最近スパイスカレーにはまっていることもあってか、まぁうまかったねぇ!

あとは定番のコーヒー豆チョコレート!深入り焙煎されたコーヒー豆をチョコレートでコーティングしたもので、僕の中では結構長い間の定番だ。

若杉楽園キャンプ場

今回のデイキャンプのために赴いたキャンプ場は若杉楽園キャンプ場。福岡市の隣の糟屋郡篠栗町の若杉山にある、無料のキャンプ場だ。標高は600mほどの位置にあり、サイトによっては篠栗と福岡市の夜景が見れることで有名だ。

去年から言われ始めことなのだが、このキャンプ場は今年より有料化されるとのこと。

無料ということで、キャンプ場ならではの決まりごとや暗黙のルールをよく知らないキャンパーも多く利用しているはずだ。もちろんベテランだったとしても必ずしもルールを守るとは限らない。最近こうしたルール違反が原因で無料のキャンプ場が閉鎖したり有料化したりということが全国的に多々あるように思う。

自分の何気ない行動が閉鎖や有料化の一旦を担っている可能性があるということを認識しないとだな。もちろん有料のキャンプ場であっても何をしてもいいというわけではなく、きちんとルールを守ってキャンプ場の存続に寄与しないとね。

最後に

久々のデイキャンプだったけど、やはりいいねぇ。屋外でチェアに座って焚き火の炎を眺めるのは至極だ。

今回初めて大きなものや丸太のままの薪を焚き火に投入してみたが、きれいに割ったものと比べると火付きはよくないし、炎も小さく感じた。

やはり手っ取り早く、楽に焚き火を楽しみたいのであれば、事前に汗をかいて薪を準備しないといけないなぁと思った次第。それかお金出して薪を買うかだ(笑