さあ気温があがってきた!
5月も終わりが近づき、日中の気温が上がってきた。というか5月にしては暑すぎなのでは?と思える程気温の高い日が続いている。とはいえ幸いに湿度は低く、日が暮れると気温は一気に下がるので全然過ごしやすい。
そう、この時期は秋と並んでとても快適なキャンプが行えるが、それももうすぐ終わる。そう、梅雨がやってくる。そして灼熱の夏がやってくる。
装備がガラッと変わってくる
これまでは夜間用の灯油ストーブや薪ストーブが必須になるほど、キャンプ場の夜は冷え込んでいた。電源サイトを使用のキャンパーならファンヒーターや電気ストーブ、セラミックヒーター等とにかく幕内を温めるものが必要だった。
加えて寝室には底冷えを防ぐためのレイヤリング用の敷物や電気カーペット等もいるので、寒い時期のキャンプはギアがてんこ盛りになってしまう。
しかしもうそろそろストーブは必要ない程暖かくなってきている。ということは夏キャンプに向けて装備をどんどんそぎ落としていける季節だ!
より身軽なキャンプ
寒い時期はスカートがついた防寒対策がなされたテントや、暖かいリビングを実現できるツールームテントや大きなワンポール(モノポール)テントが使い勝手がよい。
一方、今からの時期になると日差しから守ってくれる遮光性の高いタープと最低限の寝室スペースのテント、特にフライを使用せずにメッシュの多いインナーだけの自立式テントなんていう組み合わせだと、設営も楽だし荷物もずいぶんと少なくなるね。
寝室のレイヤリングもいらないし、寝袋も薄手のものでいいし、場合によっては焚き火も熱いからしない、なんてことになると夢の超身軽キャンプになりそう。
実際、剛の者はタープの下にテントなしで、コットで寝るというのを実践しているしね(笑
とはいえ真夏はやはり大変だ
しかしながら 暑いから全てそぎ落として身軽になれるかと言えば、実際のところ必ずしもそうではないこともありそう。なぜならこれからうじゃうじゃ発生してくる蚊をはじめとしたイヤな虫を避けるための工夫が必要になるからだ。
一般的なものとして蚊取り線香や電池式蚊取り、さらには虫除けスプレー等が多くの場合使用されているだろう。とはいえ極端な虫嫌いの方や虫の発生が多いと、タープの下にのんびり座っていることもままならないこともあるかもしれない。そこでメッシュパネルが多く使用されたそれなりのサイズのテントやシェルターということに、結局のところなってしまうのかなぁ…。
実際に夏の暑い時期に、いくらメッシュパネルが多いとはいえ幕内は暑い。かなり暑い。でも虫は避けたい。
ということで荷物を減らせると思っていたけど、何だかそうでもなさそうな気がしてきた…
暑い幕内を冷やせ!
ということで虫を避けるための幕内で快適に過ごすには何がいいかな〜と考えてみた。子供であればよくキャンプ場内にある川やプールで遊ぶという手があるけれど、大人はそうはいかないことも。なので電源サイトやポータブル電源を使用して、文明の利器を使うのが一番と思う(笑
扇風機/サーキュレーター
概ねどこの一般家庭にもありそうなので扇風機なんじゃないかな。手っ取り早く幕内の空気を循環させるにはうってつけ。最近では小型ながら風力が強いサーキュレーターを持っているご家庭も多いはず。
ただ扇風機は直接身体に風を当てるに適しているけれど、サーキュレーターはそうではない場合があるので、用途に応じて用意した方がよさそうだね。
冷風機
ここ最近、夏場によく見かけたり聞いたりするのが冷風機。扇風機やサーキュレーターよりは大きく重そうだけど、消費電力も少なく案外快適に過ごせるんじゃないか?なんて思っているのだが、果たしてどうだろう?氷をたくさん持って行ければ、効果ありそうだけどなぁ〜。
ポータブルエアコン
冷風機よりさらに大きく重く高価だが、確実に涼しい時間が過ごせるであろうポータブルエアコン。
実際サイトにこんなの持ち込んでるキャンパーがいるのか、あるいは持ち込みを考えているキャンパーがいるかは全く不明だけど、より快適なキャンプを求めている場合はこんなのもアリなのかも?
保冷剤
これは冗談だけど、がっちり凍らせたかなりの枚数の保冷剤をYETI等の高機能クーラーで保存する。そして暑苦しくて寝れそうにない夜に床に保冷剤を敷き詰めて、その上にエアマットレスを敷いて寝る。
いつの日にかぜひやってみたいんだがなぁ〜(笑
氷柱
これは僕の勝手な好みで申し訳ないが、大きめのクーラーボックスに入るくらいのデカい氷柱を持って行き、幕内でバケツに入れて涼を演出。なんといっても見た目が涼やかだし、扇風機があればかなり冷たい空気を送り出すことができるんじゃないかと思うのだが。
どなたかチャレンジしてみませんか?
最後に
夏だから身軽にキャンプ!なんて思ったが、それは虫がさして気にならず、しかも余り蚊にさされず、さされてもほとんど痒くならないという体質の持ち主である僕の妄想なのかと思ってきた。
というのも虫から避けるためにはかなりアレコレと対策を行い、その結果寒い時期とは全く別のタイプの大きな道具が必要になるかもしれないからだ。
とはいえ防寒着も大きな寝袋もいらない夏場のキャンプは、やはり身軽な印象を受けるし、実際の荷物は少ないはずだ。
暑い暑いと思いながらも、様々独自の対策をして行う夏のキャンプ、時に小さなお子さんにとっては楽しい思いでになるだろうねぇ。