レビュー:Active Winner(アクティブウィナー)レインカバーでバックパックは濡れ知らず?!

これは憧れの…!

ある日このブログのお問い合わせフォームからのメールがあった。いただいたメールはACTIVE WINNERというブランドからで、商品を無償提供するのでブログで紹介してくれないか?とのこと!

きましたな!とうとうきましたな、こういうの!憧れのレビュー依頼!
で、商品は?と読み進めるとバックパックのレインカバーらしい。

僕は本格的に登山をするわけではないので、大きなバックパックやザックを使用するわけではない。しかし通勤で使用したりマウンテンバイクに乗るときに使用したり。もちろんこれまでいくつものレインカバーを使用してきたので、何かと比較はできるはずと思い、お引き受けさせていただいた次第。

パッケージ

アマゾンから届いたので、例によって商品を完全にプロテクトするための大きな箱を開けると…

パッケージは28cm x 20cmのビニール袋に入っていて、厚紙にこの商品の特徴や注意事項や手入れ方法が記載されている。

サイズ

ちなみに展開サイズは【Sサイズ】15〜35リットル、約W32×H48×D15cm  【Mサイズ】35〜55リットル、約W35×H55×D25cm の2種類。

僕の使用しているバックパックは30リットルで約W26×H44×D27cm と幅は狭く分厚い形のもの。なのでSサイズを使用してのレビューです。

ではパッケージから出してみましょうかね。

ポーチ

このレインカバーはポーチに入ってる。これはやはりありがたく、雨が上がった際に濡れたレインカバーを収納してバックパックに入れることができる。しかもレインカバーと同じ生地なので水がしみ込んでくることも少ないんじゃないかな。

ポーチのサイズは20cm x 24cmでかなり余裕がある。小さいポーチに無理矢理詰め込むといった感じでは全くないのは好印象。

生地はかなり厚いので、バックパック付属のレインカバーと比べるとどうしてもかさばってしまう。

そしてこのポーチ、実は独立しているのではなく、レインカバーの底の部分に縫い付けられている。独立しているとかなり高い確率で紛失しそうなので、これはありがたいね。もちろんカバーの端っこに縫い付けられているので、縫い目から水が漏れてくることはほとんどの場合ないと思われます。

左半分が本体、右半分が裏返った状態のポーチ。

ひろげてみる

ほぼ全てのレインカバーがそうであるように、ACTIVE WINNERのカバーにもバックパックにかぶせた時にフィットさせるためにゴムが仕込まれていて、2カ所でさらに締め上げてよりフィットさせることができる。ただこのゴムがなかなかキツい。がんばってゴム部分をひろげないとバックパックにかぶせにくい。

様々なサイズに適合するように配慮されていると思うのだけれど、少々強すぎかな?という印象。ただ、ゴムというのは使用していれば確実に延びてしまうので、それを見越していると考えれば正解なのかもね。

生地

素材はポリエステルということだが、リップストリップが入ったかなりしっかりしたもの。

ACTIVE WINNERのサイトやアマゾンの商品紹介には記されていなかったので実際に担当の方にお聞きしたところ、使用されている生地の耐水圧は3,000mmとのこと。この数値はコールマンの高級シリーズであるウェザーマスターシリーズのテントの素材と同様の数値!。これはかなり期待が持てる!

装着してみる

さて実際に僕の30リットルのバックパックに装着してみた。

まあぴったりですよ。

幅が狭くて厚みがあるバックパックなので、どうかな〜?と思っていたけれどサイドはギリギリか。とはいえバックパックにはアレコレパンパンに入れた状態なので、通常はサイドも十分に隠れてくれそう!

そしてもうひとつ注目したいのが2本のベロクロがついたゴムのベルト。レインカバーでこれがついているのは初めて見たけれど、オートバイや風が強い日の使用でも飛んで行かないための安全策。もしゴムがすべって外れたとしても、これがついておけば紛失は免れそう!とてもよいアイデアですな!

リフレクター

夜間の灯りを反射してくれるリフレクターは3カ所。ひとつはカバー中央にACTIVE WINNERのロゴとロゴマークが。それ以外にカバーの上下それぞれに2本の横線がデザインされたものが。

歩いている時や、前屈みが少ない自転車に乗っている時はロゴが、前屈みが多いロードバイクやマウンテンバイクの場合は下部の2本線がはっきり反射して、安全確保に役立ってくれる。

濡らしてみた

残念ながらここしばらくは雨が降っていないこともあり、ちょっとハードなテストをしてみた。そう、ダイレクトにシャワーをかけるというもの(笑

通常の雨より遥かに強いと思われる全開のシャワーを、40cmの至近距離から20分間、ひたすら当て続けてみた。しかしながらバックパック本体は全く濡れていない。ひょっとしたらじんわりしみ出して、カバーの裏面がうっすら湿気を帯びたりするかも?なんて思っていたが、全くそのようなことはなかった。

かなり優秀ですな、これ。

あとはこの撥水性がどれだけ持続するか、そこが使い続けていく上での大きなところだろうな。

なんと一年保証!

この手の商品にしては珍しく、一年の保証がついてくる。さすがにこれは商品に対しての絶対的な自信がないとできないこと。きちんとしたものであるバロメーターはここにも現れてるね。

ひとつだけ…

使用されている生地が高い耐水圧を有しているのがあだになって、問題が起こる可能性が考えられるかなぁ。

もしレインカバーの被せ方があまく、カバー内部に水が入ってきた場合のことだ。撥水性が高い生地だとその機能が災いして内部に入ってしまった水の逃げ場がなくなってしまい、結果バックパックの底の部分を濡らしてしまうかもしれないこと。

ハトメは小さいものが複数ついていたり、大きなものがひとつだったり様々。

アウトドア系のレインカバーはほとんどの場合、底の部分にハトメがついていたり、メッシュになっている。これは何かというと水抜きなんですよね。カバーをしていてもどうしてもカバー内部に水が入ってしまうことは避けにくいので、予め入ってきた水が溜まらないようにしている。

今後の製品改良でこの水抜きが付けられると、機能としてはかなり充実するんじゃないかなぁ。

最後に

レインカバーとしての基本的な性能に加えて生地や外れ防止のベロクロテープ等、すばらしい部分も多々あり。通勤・通学の使用ではもったいないくらいの機能があるし、ちょっとした雨なら自転車に乗るといった状況でも最適だと感じる。

しかしながら水抜きがないという部分では登山やアウトドアとして使うには、状況が限定的になるかもしれない。歩く時間が短い低山での登山であれば問題なく使用できそう。

とはいえアウトドアにせよ通勤・通学にせよ、荷物の中身が雨で濡れてしまうこと程へこむことはないよね。

ACTIVE WINNERのレインカバー、コストパフォーマンス高くてオススメですよ〜!!

 

出典:ACTIVE WINNER