レビュー:SOTO レギュレーターストーブ ST-310 を使い続けて十数年!魅力と注意点をあげてみる

不朽の名作!SOTO レギュレーターストーブ ST-310

至る所から聞こえるSOTO レギュレーターストーブ ST-310のすばらしさ。実際に僕も2000年代半ばに購入して以来、どんなキャンプにも欠かさず連れて行く逸品だ。

マウンテンバイクのライドにも持っていき、その使い勝手のよさからか、気が付けば友人数名がもいつの間にか買い揃えていた、もはや定番を超えたストーブだ。

SOTO レギュレーターストーブ ST-310の魅力

当時なんの情報を持たず買い求めたこのストーブ、もう魅力に溢れまくっている!

信頼の新富士バーナー製

元々は工業用バーナーを製造販売していた新富士バーナーが1992年にアウトドア部門に進出、様々な革新的な商品をリリースし続ける愛知県の企業だ。

アウトドア系のギアは当然のごとく火器系がメインだが、それにまつわる調理器機を中心に高い信頼性がを誇るギアが多数販売されている。

CB缶を使用

購入当時の2000年代半ばではそれほど真剣にキャンプをするわけではなかったので、OD缶は高く不便という気持ちがあったのだろう、CB缶が使える便利さに魅力を感じた。いざとなったらスーパー等ですぐにCB缶を買い揃えることができる便利さ、いつでもどんな時でも使えるという安心感が、この商品を全く知らなかったにも関わらず選んだ理由だったはず。

その思いはいまだに受け継がれていて、いまだにストーブにはOD缶は使用せず、CB缶を使用し続けている。

コンパクトさ

知らない間にどんどん増えてしまうギアの中にあって、コンパクトなものってのはやはりうれしい。

そう、このバーナーの素晴らしい点の一つとして、そのコンパクトさが挙げられる。

五徳を兼ねた脚を広げると、幅166X奥行142X高さ110mm、収納時は幅140X奥行70X高さ110mmとなかなかの小ささになる。この大きさなら鍋やケトルの中に入れておけるので、かさばらずに収納できるすばらしさ。

現在販売されているものはこの黒いバッグが大きくなって出し入れが楽になったようだけど、古いものはサイズがかなり小さくバーナーを入れるのも一苦労(笑

安定した火力

このバーナーの最大の魅力の一つとして、安定した火力が挙げられる。それはマイクロレギュレータが搭載されているので、CB缶を使用するバーナーの弱点だった外気温が下がることでの火力の低下が少なく、長時間安定した火力が得られるというもの。

実際秋冬キャンプで使用しても、なかなかの安定っぷりには目を見張るものがある。とはいえ夜の気温が下がった状態だと、火力はやや下がる印象。特に長時間の使用でCB缶自体が冷たくなってくるとそう感じた。

ただ一般的なカセットコンロに比べると、その安定した火力はかなりすばらしい。

丈夫さ

そのコンパクトなボディからは想像できない火力はもちろんのことだが、最も感心させられるのがその頑丈さだ。15年ほど使ってきて、時には投げたりとやや乱雑に扱うことがあったにもかかわらず、全く故障や破損がない。

まず全体的な機構が非常に単純だし、そのパーツの殆どが金属製というのもその理由だろう。プラスチックで作られているパーツは2点だけで、一つは点火スイッチともう一つはCB缶の差込口。このプラスチックパーツも素材が厳選されているのであろう、熱による変化や経年劣化は一切といっていいほどない。

注意点

バーナーとしては弱点がないんじゃないか?と思えるST-310だが、弱点がないわけではない。以下に使い続けてきて注意すべき点を挙げてみる。

五徳

ST-310は4本の金属製五徳を折りたたむことで、そのコンパクトさを実現している。だけど折りたたみ式ということでやや遊びがあり、ぐらつきがたつきの原因となっている。加えてテーブルなどのややつるっとしたところに置くと、滑りやすいという点が気になる。

さらに五徳の大きさはやや小さいので、あまり大きな鍋の使用は安定感に欠けてしまう。写真では10インチのステンレス製ダッチオーブンを乗せてみたが、やはりちょっと不安定。加えてこのような蓄熱性の高い鍋等は、すぐ近くのCB缶を輻射熱で温めてしまい爆発の危険性を生むこととなるので、十分な注意が必要だ。

もう一つ注意しなければいけない点として、火傷だ。金属むき出しの五徳は長時間の使用でかなり熱くなる。過去にも知らないうちにダウンジャケットの袖が熱い五徳に触って溶け、気づかないうちにダウンが風に煽られて空に舞うといったことがあった(笑

こういったマイナス要因にもSOTOは対応策として五徳用の滑り止め用の別売りパーツを販売している。火傷防止にもなりそうな感じなので、利用する価値は十分かも。

着火しにくさ

着火ボタンは一番下についているのだが、これが慣れるまではちょっと押しにくいかもしれない。特に一度使用して消火、すぐに点火しようとすると五徳が熱いので手で全体を固定できず、ちょっと苦戦するかも。

おすすめはCB缶の底部分を手で固定して着火ボタンを押すとやり方かな。間違っても五徳は触らないように。

メイカーもこの点には認識しているようで、より簡単に着火できるようにアタッチメントをリリースしているので、こちらを利用するのも手だね。

やや落ちる火力

マイクロレギュレーターが搭載され、安定した火力が魅力のST-310だが、さすがにOD缶に比べるとさすがに安定感にかけてしまう。特に夜の気温が下がった状態だと、火力はやや下がる印象。特に長時間の使用でCB缶自体が冷たくなってくるとそう感じた。

ただ一般的なカセットコンロに比べると、その安定した火力はかなりすばらしい。

最後に

ずいぶんと長い間使用してきたSOTO ST-310レギュレーターストーブ。使用に当たり注意すべき点はあるけれど、僕的には利点の方が大きく感じている。なので別売りされているアタッチメントやパーツを追加することなく使用している。

唯一追加したものはダイソーで売られているクッキー用の抜型だけ。風防としてシンデレラフィットするこれはかなりよろしい(笑

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