ポータブル電源を考えてみる:LACITAやPowerArQがあれば冬キャンプや夏キャンプも快適?!

電源サイトってすばらしい

キャンプは大好きだけど、あまり辛い思いはしたくないというキャンパーは結構いるんじゃないかな?真夏の熱帯夜の中、汗だくで寝れないのはツラいし、冬キャンプで寒くて一睡もできないなんてのは、さらにツラい。

そんな時にありがたいのが電源サイトだ。夏は扇風機や冷風機、がんばってポータブルエアコンを持ち込んで、快適な夏キャンプを実践できる。ホットカーペットや電気毛布等の床面を温めることができるものや、電気ストーブやファンヒーターを持ち込んでテント内を暖かくして、寒さ知らずの冬キャンプも楽しめるはずだ。

ただたまには広々としたフリーサイトで楽しみたいと思っていても、電源サイトは場所が決まっているし、予約が取りづらいことも多々ある。

ポータブル電源で電源サイトいらず?

電源が使えればキャンプが途端に快適になるのは、当然みんな知ってるはずだ。そんな中ここ最近SNSやキャンプ系サイトで取り上げられているのがポータブル電源だ。

発電機といえば、お祭りのテキ屋の後ろでガガガガガ〜とけたたましい音を立てているのが一般的だったが、今時は小さなものは電池式で静かだ。

電池の進化とともに大容量の電池がそれなりの金額で利用できるようになったことで、我々一般消費者の手が届くと商品が一気に増えてきた。

これさえあれば電源サイトがいっぱいで予約が取れなかったとしても、同等の快適キャンプがフリーサイトでも可能になりそう!

LACITA エナーボックス

出典:amazon

最近見るようになってきたLACITAのエナーボックス。インターフェイスがスッキリしていて、黒一色でごちゃごちゃ感がなく、デザイン的にすごく好きな商品。

AC電源が3ヶ所あるのもすごくよい!

電池の種類

この商品の最大の特徴といえば、ほとんどの場合ポータブル電源には「リチウムイオン電池」が使用されているが、LACITAには「三元系リチウムポリマー電池」が使用されている。これは電気自動車等に使用されているバッテリーと同じような種類のものらしく、火災などが起こりにくいとされているようです。

蓄電維持力

これは三元系リチウムポリマー電池なのか、不使用時に充電量が3ヶ月で5%しか減らないとのこと!いざ使おうと思った時にバッテリーが空っぽだとなんだか悲しいけれど、この維持力は大したものだね。

容量444Wh / 3.7V - 120,000mAh
バッテリー三元系リチウムポリマー電池
DC入力12.5〜24V / 6.2A(最大)
USB出力5V - 2.1A(各ポート最大)
DC / シガーソケット出力9〜12.6V
AC出力100V - 60Hz / 400W(定格)
電量表示LEDインジケーター
動作環境温度-10℃〜40℃
本体フル充電所用時間約7時間(専用ACアダプタを使用時)
サイクル回数500回以上
サイズ307mm x 134mm x 184mm
重量約5kg

SmartTap PowerArQ

出典:amazon

キャンパーからかなりの支持を得ているPowerArQ。最大の売りはそのコンパクトなボディーに174,000mAhものバッテリー容量を持っていること。

カラーバリエーション

キャンパーに人気の要因としてその容量の大きさだけではなく、カラーバリエーションがあるのが大きいのでは?2019年5月27日現在、オリーブドラブ、タン、チャコール、ブラック、レッドの5色が用意されている。自分のサイトに合わせて選べるってのは、やはりうれしいよね。

長期保証、修理とバッテリー交換サービス

充電池というのは、充電を繰り返していくと最終的にフル充電できる容量が小さくなってしまう。それっていうのはこの手のそれなりに高価なポータブル電源を購入する際のネックになる。

ところがPowerArQの保証は2年間と長めに設定されている。そして注目したいのが保証期間終了後の修理サービス、そしてバッテリー交換サービスだ。高価なものだし、一度買ったらできるだけ長期間使用したいと思うのは当然。これはかなり素晴らしいサービスだと思います。

容量626Wh / 3.6V - 174,000mAh
バッテリーリチウムイオン電池
DC入力-
USB出力5V / 2.1A
5V / 1.1A
DC / シガーソケット出力9〜12.6V
AC出力100V / 3A
出力周波数:60HZ
通常パワー:300W
ピークパワー:500W
過負荷保護:360W
電量表示LEDインジケーター
動作環境温度充電可能温度環境:0℃〜40℃
出力可能温度環境:-10℃〜40℃
保管可能温度環境:-20℃〜45℃
本体フル充電所用時間約8〜10時間
サイクル回数-
サイズ30 x 24.2 x 19.3 cm
重量6.0kg

災害が多い日常の救世主?

僕がこれらのポータブル電源に注目しているのは、キャンプでの使用はもちろんのこと、日常生活でも使用するケースが出てきそうな気がしているからだ。

ここ数年、夏場は異常なほどの雨が降ることが多い。実際にここ九州では毎年なんらかの大規模な被害が出ている。加えて今年(2019年)の夏は気温は例年を下回り雨が多いという長期予報が出ているので、また雨の被害が出るのではと気を揉んでいる。

そうなるとポータブル電源のありがたみがより一層際立ってくるな。実際にはそうなって欲しくないけれど。

最後に

まだまだ高価だけれど、選択肢が増えて自分のニーズにあったものが選べるようになってきたポータブル電源。

より豊かな(楽な?)キャンプや日常使いで大活躍してくれそう!揃えておいて損はないだろうなぁ〜