レビュー:ワークマンの綿アノラックパーカーと綿かぶりヤッケを比較!

昨年お世話になったワークマン

綿かぶりヤッケに防寒ブーツのラークス、STRETCH マイクロウォームパンツ等、話題の商品をリリースしてきたワークマン。今では本職ではない僕らのようなシロウトも大注目で、人気商品はすぐに売り切れ状態。

そんなワークマンにここしばらく行っていなかったので、久々に詣でてみた。すると入り口入ってすぐに陳列されていたのがこの綿アノラックパーカーだ。

比較してみる

出会ってしまうと、なぜか欲しくなってしまうよね(笑
ということで去年購入した綿かぶりヤッケと比較しながら、じっくり見ていきましょうかね。

メイカー

メディアに何度も取り上げられ、さらにSNSで話題となり、去年大人気になった綿かぶりヤッケ。実はこれはワークマン製ではない。他社の製品をワークマンが販売していたもの。まさかこんなに人気が出るなんて思っていなかっただろうね(笑

そこで今回ワークマンのアウトドア・カジュアルブランドであるFieldCore(フィールドコア)からの自社製品リリースに至ったよう。売れると分かればそりゃ自社製品を作ってくるよなぁ。

サイズ

前回同様、今回もLLサイズを選んだ。同じサイズじゃないと比較は難しいよなぁという思いと、実際に試着してみて、袖の長さがちょうどよかったのがその理由。

試着してみた時は綿アノラックパーカーの方がやや小さく裾は長い感じがしたけれど、実際重ねてみるとサイズは全く同じだった。ただし綿かぶりヤッケの方はすでに洗っているので、綿の特性上少し縮んでいることも考えられる。

色の展開は4色で、僕が購入したネイビーとベージュのツートーンにカーキ、ネイビー、ベージュのそれぞれ単色。ツートーンがやはり人気のようで、僕が行った店舗では在庫量は一番少なかったなぁ。

しかしなんだ、ツートーンになると途端におしゃれに見えるのは気のせいか?(笑

生地

生地は共に綿100%だ。しかしながら今回のアノラックパーカーの方が薄く感じる。照明を透かして見ると、明らかにその薄さが分かる。

正直なところちょっと肌寒い時に着るといった感じで、真冬の時のような気温だと中にあれこれ着込んでおかないと寒く感じるのでは。

ポケット

ポケットはかなりデカい。下の画像の赤い線で囲まれた範囲が丸ごとポケット!

左右のポケットの入口は黒いスナップボタンがつけられている。FieldCoreの名称が入ったオリジナル品?

このLLサイズのポケットの入口は約24.5cmあるのだか、このスナップボタンがひとつのみ。スマホやもっと小さいものを入れていたら、知らないうちに落としてしまうことがあるかも。この点に関しては全てのポケットにファスナーがついている綿かぶりヤッケの方がいいかもしれないね。

フード

フードの開口部は相変わらず小さい。フードをかぶってファスナーを全てあげると脱ぐことができない。これは綿かぶりヤッケと同じ感じ。相当高い位置までファスナーがつけられているということだ。

ただ大きく異なるのはフードを閉じるYKK製のファスナーが上半分のネイビーの生地の一番下まであること。LLサイズだと40cmもある!ちょっと暑くなってきた時には助かる仕様だね。

綿かぶりヤッケは二重袖というなかなか凝った仕様になっていたけれど、綿アノラックパーカーは簡素化されている。

アウトドア系のジャケットによくあるタイプの、マジックテープで調整するもの。ここはアウトドアユーザーがターゲットになっているだろう理由のひとつだろうなぁ。コストカットの部分でもあるよね。

ドローコード(絞り紐)

ここもコストカットがみられるカ所。綿かぶりヤッケには裾と腰、フードの3カ所にドローコードがついていたけれど、綿アノラックパーカーには裾とフードの2カ所のみ。とはいえウエスト部分のは単純にいらないという判断かも?

カラーバリエーションが追加!(2019年6月25日)

ワークマンの綿アノラックパーカーにカラバリが追加!

出典:CAMP HACK

当初2色展開は「紺 x ベージュ」のみだったが、カラーバリエーションが豊富に!よりかわいらしさとかっこうよさが増して、いい感じだねぇ!

最後に

最初に手にした瞬間に感じたのは、生地が薄いこと。でもこれは決して悪いことではなく、それほど寒くない時期に着ることができる焚き火パーカーとするのであれば何の問題はない。

綿かぶりヤッケと比べると所々コストカットしているなと思わせる部分はあるけれど、縫製や仕上げはなかなかいい出来だと思う。そしてこの綿アノラックパーカーがすごいのは税込みで1,900円と綿かぶりヤッケよりも安いということ!

そしてもう一回言います。ツートーンはおしゃれに見える!(笑