僕的キャンプで使えるワークマンの第二弾、ようやく販売開始!
2018年秋冬のオンラインカタログを9月に見て以来、これは販売開始されたら絶対買おうと思っていた、ワークマンの防寒ブーツのラークス。オンラインストアに10月下旬に販売開始とのことだったので定期的にチェックしていて、つい先日販売開始になったと思ったら、オンラインストアではあっという間に全サイズ売り切れに。
実店舗でも同時に販売開始とのことだったので、自宅から一番近い店舗に行ってみると色によっては早くも売り切れの状態。店員さんに尋ねると、やはりかなり売れ行きがいいらしい。
ということで早速ブラウンを購入してきたので、ご紹介します!
どんな商品?
僕らの味方、ワークマンが販売する防寒ブーツで雨の日の使用も可能なブーツ。数年前から季節限定商品として販売されている様で、他のワークマンの商品同様に、頻繁にマイナーチェンジを繰り返してよりよい商品にレベルアップされている。
もうこれはL.L.Beanのビーンブーツのパクリといっても反論しづらいレベルだけど、ここはあえてビーンブーツへのリスペクトとオマージュに溢れた商品と申しておこう(笑
ビーンブーツと並べて3m離れたら、近眼と老眼のおかげで違いはわからないかも(笑
素材
本家と比べると価格は1/7ほどなので、違いが出るとすればここが一番大きいはずだ。
アッパー
まずアッパー部分だけど、本家は高品質のフルグレイン・レザーが使われているのに対して、我らがラークスはポリエステルやポリウレタンが使用されていると思われるが、明確には記されていない。
手触りはつるっとしていて、うっすらと光沢があり、ある程度の水ははじいてくれそうな感じ。正直言って安っぽく感じることは否めないけれど、ここは値段相応ってとこですね。
しかし要所要所でダブルステッチで縫製されているので、短期間でボロボロになるってことはないんじゃないかな。
ゴム部分
下半分の濃い茶色の部分は天然ゴムと合成ゴムで構成されているようで、かかと部分は補強されているがそれ以外は結構柔らかく、歩きやすさを考慮してのことと感じる。
ソール
一方ソール部分は約1cm程の厚みがある、ほどよい硬さがあり、しっかりと滑り止めがつけられていて、濡れた地面でもしっかりと歩けそう。
ヒールは約1.5cm程なので、極端な前のめりになるような感じではないね。
内側
内側はフリースが貼られていて、これからの季節には頼もしい。しかし防寒ブーツといわれれば、このフリース部分は少々薄いような気もする。ちなみに下半分のゴム部分の裏地は黒いものでやはり肌触りがよく、暖かさを感じる。
インソール
買う前は果たして入っているかな?などと思っていたが実際にはきちんと入っている。靴の中に手を伸ばしインソールをチェックすると、ソールがやはり薄い。ここは値段なりの部分と感じる。
サイズ感
普段ニューバランスやナイキ等のスポーツ系、コロンビアの登山靴等は27.5cmを着用している僕が今回購入したのは27.5~28.0cmとされる3Lサイズ。実際に26.5~27.0cmのLLと履き比べて、長さ的や幅的にはLLで問題なかった。ということは普段はいている靴よりも少々大きめということになるな。
にも関わらずLLを選ばなかった理由は、甲の高さによるものだ。僕の甲はどちらかというと厚いタイプ。ちょうど下半分のゴムの部分と上半分の縫い目のところが甲に僅かに当たるのが気になった。短い時間の試し履きで気になるのであれば、長時間履くと確実に痛くなる。
当然のごとく3Lは長さも幅も明らかにでかい。なので大きめな靴を履く時の常套手段としてインソールを厚いものに変えることにした。
そこで様々なインソールの品揃えを誇るワークマンで選んだのはソルボライトという、医療や工業で使用されるソルボセインという衝撃吸収力と圧力分散性能にすぐれた素材が使用されたものを購入。これで3Lサイズが実にいい感じにフィットしてくれる。
ちなみに僕が購入した個体の重量は右が541g、左が549gの合計1090g。
防水性能
上の写真は実際にブーツにつけられていたタグ。
メイカーも防水は地面から5cmまでとうたっている。ようは下半分のゴム部分のみが防水だよということ。アッパーとゴムの境目の部分にシームテープが貼られているとも考えづらいので、深い雪の中で使用すると冷たい水が染み込んでくる可能性は十分あり。
5cm以下なら全てがゴムで覆われているので、安心して履けそう。
歩いてみた
今朝、実際に履いて1時間弱ほど歩いてみた。
片方で550gに満たない重量なので非常に軽い。通常の長靴を考えると相当軽い。
軽いということは素材が全体的に薄い?との思いもあったけど、特によれる様なこともなく、歩き心地は良好。アッパーとゴムの境目あたりが歩くときに干渉するかもと懸念していたが、そういったこともなく普段通り歩くことができる。下半分のゴム部分は、実際に歩くと思ったよりも柔らかく感じ、つま先を曲げても違和感は感じなかった。
最後に
何かとお世話になっているワークマンで初めて購入した靴だけど、衣類系同様のビックリするほどのコストパフォーマンス。税込で2,900円だもんね!
ぱっと見はあのビーンブーツにそっくりなので、単に機能的な部分だけではなく、デザイン的にもいい感じ。
唯一気になるのは甲の高さ。やや薄めに設定されているのか、甲高の足だとワンサイズ大きいものを選ばないといけない可能性が。それ以外は基本満足のレベル。
これから雨の日の犬の散歩や朝露が芝を覆う朝のキャンプ場で活躍してくれるだろうこのブーツ、金額を考えれば2シーズン持ってくれれば十分だ。
ちなみにホンモノはこちら(笑