蔵迫温泉さくら（熊本県）

旅館？

昨年秋から行けてなかったキャンプ（デイキャンプは除く）にようやく行けた。この数ヶ月、なんだかバタバタして時間が取れなかったから、喜びもひとしおの2泊3日の連泊だ。

選んだキャンプ場は熊本県にある蔵迫温泉さくらというところ。まるで温泉旅館の名前のようだけど、貸別荘とオートキャンプ場があり、共にすばらしい温泉を楽しむことができる。

そして最近では減少している犬OKのキャンプ場でもあるので、自然と行く回数も多くなってきている。

場所

蔵迫温泉さくらは大分自動車道の日田インターを降りて南東方向に45km程の道を行くか、玖珠インターから35km弱南下するか。日田インターで降りるとキャンプ場に着くまでにスーパーや道の駅等の買い物スポットが多い。一方玖珠インターで下りるのであれば、ICを下りた直後に道の駅 童話の里くすがあり、現地の食材や惣菜等が色々と入手できる。ここの鶏飯や唐揚げはおいしい！さらに行くとスーパーが一軒とコンビニが数軒点在している。

キャンプ場は全国だけでなく海外からのゲストも多い、山深い黒川温泉からわずかの場所にある。

現地

このキャンプ場は阿蘇や九重の山々に囲まれた雄大な景色がすばらしく、数日前に噴火した阿蘇山の噴煙が見えたりと、なかなかの絶景に囲まれている。

そんなロケーションだから、一般道から場内に入ると、なかなかの斜度の上り坂か続く。クルマに最後の一踏ん張りをしてもらってから、管理事務所で受付を行う。

管理事務所ではカップ麺やCB缶、そして充実したアルコール類が売られている。オリジナルブランド「さくら」の焼酎等にはびっくり（笑

さらには飲み物の自販機もあり、いつでも冷たい飲み物にありつける。価格は定価かそれに近い金額だったと思う。

管理事務所を抜けるとT字路になり、左は「九重」、右は「阿蘇」と呼ばれているエリアとなる。九重側は朝日が美しく九重の山並みが美しい9区画。一方の阿蘇側は阿蘇の山々が連なる雄大な景色に沈んでいく夕日が有名で6区画が用意されている。

今回は阿蘇エリアに事前予約を行ったが、より景色が良いサイトはずいぶんと前から埋まっていることが多いので、希望の時はかなり前から予約するのが吉。

下の画像は早朝の阿蘇方面。月が見えてなんともいえない美しさ。

今回はパノラマ撮影も行えたので、指でマウスで上下左右にグリグリ回して見てみてください！

阿蘇側に沈む夕日が美しい。

設備

九重側には出向いておらずはっきりと覚えていないので割愛するが、阿蘇側には炊事場／トイレ棟が一つある。炊事場は流しが二つと大きなテーブル。トイレは男性用が一つと男女兼用が二つ。ここのトイレはなかなかの年代を感じられてそれほどきれいな感じではない。なので、後述する温泉棟にあるトイレがきれいでおすすめ。

温泉

ここの温泉は自家源泉かけ流し100％の贅沢なもので、男女それぞれに内湯と露天があり、露天は日替わりで男女が入れ替わる。

内湯も露天も美しく落ち着いた佇まい。入浴時間は午後3時から午前9時まで！

お湯はうっすら鉄の香りがするもので、濁り等はない。

清潔に保たれた広い脱衣所は快適だが、持ち込み家電は使用禁止なのでご注意を。トイレは暖房便座付きの綺麗な水洗でした。

ちなみに2泊3日で6回の入浴で骨抜きになりました（笑

最後に

何度来てもその素晴らしい景色と温泉に魅了される蔵迫温泉さくらのオートキャンプ場。ひとつだけあるとすれば、地面が芝ではなくて細かい粒子の土だということ。テントやタープを地面に置いてしまうと一撃で汚れてしまい、さらに全てのギアが土をかぶってザラザラになってしまうことかな。

落ちつくキャンプ場、と当家ケモノ担当も申しております。

風が強いことが多いから、ガイロープを含めペグダウンはしっかりしておいた方がいいかも。

そういえば先日はキャンプ女子のグループが来てて、お〜いいねぇ〜なんて思っていたら、夜12時を過ぎても大声で話してて参ったなぁ。消灯時間というルールがキャンプ場にはあるからねぇ〜お願いしますよ（苦笑

蔵迫温泉さくら

利用料金が変更になったそうです。（2019年4月21日現在）