DIY:ビジョンピークスのファイアプレイスTCレクタタープを購入!ロープやポールの色を変えてカスタマイズ!

やはりタープは便利!

ある程度泊数を重ねたキャンパーなら、まず持っているだろうタープ。日差しを遮ることはもちろんのこと、雨からギアを守ってくれる。そういった実用性ばかりではなく、タープ=自分の陣地的なプライベートスペースを作り出してくれる便利なギア、タープ。

僕は小さめのテントをカンガルースタイルっぽく、タープ内に設営する際に使用するスノーピークのレクタタープのLサイズとヒルバーグのタープ10という小さな軽量タープをソロ用として使用してきた。

そして先ごろゼインアーツのゼクーMと共に設営するため、いわゆる一般的なサイズのレクタタープを購入した。

タープを選ぶ基準

このタープを購入するまで、まぁさんざん悩んだ。化学繊維系のものかポリコットン系か。レクタ(長方形)かヘキサ(六角形)かそれ以外か…

遮光性

タープとして大切な機能として遮光性がある。ヒルバーグのタープは軽量だが、薄い化学繊維はさほど遮光性を持ち合わせていない。一方スノーピークのタープはシールドレクタと呼ばれるモデルで、化学繊維ながらも生地は厚く重たいながらも「遮光ピグメントPU加工」がなされており、かなり遮光性が高く素晴らしい働きをしてくれる。

生地が薄いと、遮光性はどうしても落ちてしまう。

ゼインアーツのゼクーMに合わせるのであれば、同じくゼインアーツのタープがマッチするだろうけど、幕の生地がそれほど厚くないことから遮光性は思ったよりも弱いかもしれないと判断、ポリコットン系のものを探した。

サイズ

モノポールシェルターであるゼクーMと合体させるような使い方を考えていたので、あまり大きなものでなくてもよい。希望としては4m四方か少し小さいものを探したのだが、どうもサイズ的に中途半端なんだろう、そのようなサイズはなかなか見つからない。

ということで4.3m x 4.6mという一般的なサイズに落ち着いた。

形状

今ではとても個性的な形を含め、様々な形状のタープが市場に出回っている。個人的には持っていないレクタやウイング等の形状のものに憧れもあるが、テントとの相性を考えてレクタに。なんだかんだで3枚のタープは全てレクタになってしまった(苦笑

ビジョンピークス ファイアプレイスTCレクタタープ

上記のポイントと価格のバランスを考えて、最終的にスポーツ用品店大手のヒマラヤのプライベートブランドであるビジョンピークスのポリコットンのレクタタープの購入に至った。ポリコットン生地のタープの購入は今回が初めてだ。

このタープを選んだのは色も大きな要因だ。ゼインアーツの幕の色に似ている感じで、原色が使用されていないというのが大きかった。

加えてポールが別売りというところもありがたかった。

実はこのタープを購入した後に、サバティカルのシェルターやタープが発表されて、結構落ち込んだ(笑
素材やサイズ、色の部分も含めて全て求めているものだったからだ。ただ唯一鉄製のポールも付属しているということで、流石に何セットもポールは必要ないと言い聞かせて、自分自身を落ち着かせた(苦笑

いざ現物を確認すると…

ネットショッピングでポチっとした数日後、自宅にタープが届けられた。

ベージュよりもやや濃い生地にこげ茶の縁取り。サイト上の画像だと色が分かりにくいことが多いけど、概ね予想の範疇。うん、悪くない。

そしてガイロープを見ると…
う、う〜ん…なんだかお祭り的な雰囲気の色で、かなりの太さ。直径で7〜8mmほどはあるだろうか。

こ、これはいかん…(笑

ということで予期せぬカスタマイズが始まりました〜

ガイロープと自在の交換

付属していたかなりファンキーな色合いのロープは何とかしたい。加えてシルバーの自在もだ。

さてどんな色と考えた時、どうせなら全体的な統一感を出すためにゼクーMのものと同じ色合いにしようと考えた。ちなみにゼクーMのロープと自在はこんな感じ。

で、これが実際に交換後に設営した時の画像。結構ゼインアーツ のものに似てる(笑

ポールの色も変えてしまえ!

実はこのタープを買うよりも、ゼインアーツ のシェルターを買うよりも前から、タープのポールの色を変えようと思っていた。

通常であれば木製のものを購入したり、色がついたタープを購入したりというのが普通の流れだろう。中にはDIYで木製ポールを作る方もいるだろう。

とはいえもうワンセットポールを購入するのももったいない。そんな時閃いたのがカッティングシートを貼ればいいのでは?というチープな考え(笑

ということでまずは木目のシートでチャレンジ!

セリア リメイクシート

いくつか100円ショップを巡って、一番いい木目のシートと感じたのがセリアのリメイクシート。

このシート、結構薄く、しかも伸縮性がほとんどないのでポールに貼る時も一切シワにならず、非常に貼りやすい。もし空気が溜まってしまったら、カッターナイフで切り目を入れて空気を出してやればOK!

ちょっと分かりづらいけれど、通常のシルバーのポールと比べると、ちょっと雰囲気変わるね。

カッティングシート

もう一種類、別の色のポールを用意してみた。こちらは様々な色が用意されているカッティングシートを使用した。

今回用意したのはちょっと青みがかった濃いめのグレー。なぜこんな色にしたかというと、ゼクーMで使用されているポールの色にちょっとでも近づけることができたら、ロープと自在の色と共にさらに統一感が出るかも、という思いからだ。

実際にゼインアーツ のポールは何とも言えないグレーで、しかも表面は鏡面加工という凝ったもの。カッティングシートでは当然ながら同じ色は用意されていない。なので遠目に何となく似ているようなグレーを使用した。

なんだか画像で見ると、塩ビ管のような感じで何とも言えないが、オリジナリティはあると思う。実際こんな色のポールは見ることはないし。全体的な雰囲気はちょっと変わると思う。

今回結構伸縮性があるシートを使用したので、シワが入ったり空気が入ったりだったが、遠目では全然わからないのでよしとしましょう。ただし下のようなランタンハンガーを使用すると、シートにダメージを与えることになります(苦笑

最後に

サイトの統一感を出すために、ギアの色を統一したりというのは考えることだけど、まさかポールの色をカスタマイズすることになるとは。ロープや自在等の小物を選んで交換する作業は結構楽しいし、そうそう被らないであろう色のポールを使ってのタープの設営は、なかなか満足度が高いよ!

ぜひお試しを!