2019年4月発売!ゼインアーツについて販売店に聞いてみた

2018年末の衝撃

2018年もいよいよ押し迫ってきた12月の頭に国内に新しいテントのブランドが興されたことを知った。それがZANE ARTS(ゼインアーツ)だ。モノポールシェルターのPS-003 / ZEKU-M(ゼクーM)をはじめ、全ての幕やタープはこれまでみたことの造形美が多くのキャンパーの心をがっつり掴んだようだ。

出典:ZANE ARTS

その後予約が開始されたが、誰も現物を見ていないにも関わらずかなりの予約が入ったようだし、3月には予約も打ち切りになったみたいだね。

気になってしょうがない

というか、正直欲しくてしょうがないと一眼見た時からずーっと思っている。あまりにも格好よすぎる!しかもゼクーMは気になるモノポールテントだ。

ではなぜ予約しなかったのか?
それはファーストロットを避けるという身体に染み付いたものによるものだ。

仕事でもプライベートでもアップルのコンピューターを使っている。もうかれこれ30年近くなるはずだ。過去に発表された新マシンを買って、あの不具合、この不具合という感じでかなり苦労した経験がある。やはりマイナーチェンジ後の商品が間違いないなと身に染みたこと数回。

これが原因だ。

大規模フィールドテスト

出典:ZANE ARTS

今回の新発売のゼインアーツの幕も、2019年4月に手にしたユーザーが一斉に使用し始める。そう、それはメイカーではできない超大規模な最初のフィールドテストのようなものだ。

メイカーでは想定できなかった使用法や環境、状況で実際に使用されることにより、結果的に改善すべき点が見えてくるかもしれない。ひょっとすると明らかな不備が出てくるかもしれない。

マイナーチェンジ

工業製品によくあるマイナーチェンジ。販売後に浮き彫りになった問題点を改良して、さらに良い製品にしていこうとするメイカーの仕事だ。

僕的には可能であればこのバージョンを選んでいきたいなぁという、冒険心のなさが予約をしなかった理由だ。しかし誰も持っていない時期に誇らしげに新幕を設営する優越感といったらないと思う。羨ましい。それは間違いない。

なので今さら予約もできないゼインアーツの商品、果たして販売店はどういった販売をするのだろう?と思い近場の販売店に赴いて尋ねてみた。

2店舗に行ってみた

僕が住んでいるエリアには2店舗の販売店があるので、実際に行って状況を聞いてみようと思い行ってみた。

店舗1

最初に行った店舗では、店内に手作りポップを飾るなどしてザインアーツを推している様子がうかがわれた。訪れたのは2019年の3月半ばで、当然予約はもう受け付けていないとのことだった。では店舗販売分は?と聞くと店舗では一切在庫しないとのことでした。

店舗が小さいから大きなテントを在庫するのは厳しいと言われていたが、実際のことろは予約分だけでメイカー欠品になったのかなぁと。

店舗2

次に2019年3月27日の午前中にもう一つの販売店に行ってみた。まずはキャンプ用品売り場をなーんとなく眺めていて、店員さんがいたのでいざ切り出そうとした瞬間だ。その店員さんの横に高く積み上げられた段ボール箱が。

そう、ゼインアーツの商品が入った段ボール箱だ。一般的な段ボールで作られた箱の形は横長で、黒のインクでゼインアーツのロゴやゼクーやギギの商品名や型番が見えた。さらには生産国が英語で大きめに表示されていた。

これらの段ボール箱を指で指して、「ゼインアーツのテントの販売はいつ頃になりますか?」と尋ねたところ、店員さんはややばつが悪そうに「えーっといつだったかなぁ。ちょっとはっきり覚えてないです。」とのことだった。

さらに尋ねた。「こちらは全て予約分ですか?店頭販売分ってありますか?」「全て予約分で、店頭販売はありません。」

開店直後だったから、店舗前に止まっていた宅配便のトラックから運び込まれたばかりだったのかもしれない。本来は僕が見てはいけないものだったのかもしれないけれど、見てしまったものはしょうがない(笑
写真の一枚でも撮りたかったけど、どうせブログにアップするのは厳しいだろうなぁと思い、完全にスルーした。

この時期にすでに販売店に届いているということは、4月の早いうちに予約者に供給が始まると思って間違いないんじゃないかぁ〜。予約しているみなさん、もう少しの辛抱ですね〜!

最後に

今の異常なまでのゼインアーツのシェルターやタープの人気や予約状況を考えると、4月から小売店で販売を開始するのに店頭には一切並ばないんだろうな〜と思うことしきり。

首都圏の大規模店では予約枠以外に店頭販売在庫を確保しているかもしれないけど、その望みもかなり薄そうな気がする。新規ブランドの満を持しての新発売の商品が全く店頭に並ばないって、なんか異常な感じもするけど、それも他にはない格好よいものを作り上げたからこその結果なんだろうな。

そうこうしている現在も増産に余念がないと思うが、果たして次回の供給はいつになるのやら?そして販売店に展示されるのは遥か先のことなんだろうな〜と思ったり。

さすがゼインアーツ!これからも僕らをびっくりするようなデザインのテントやシェルターを作り出してください!

ZANE ARTS / ゼインアーツ

ページ最上部の画像 出典:ZANE ARTS