グループキャンプは楽しすぎる体験だった!

実は初めてのグループキャンプ

先日行った2泊3日のキャンプ、温泉もすばらしくそして風景もとてもよく、大変満足できるものだった。

実は今回初めてグループキャンプというものを体験した。2日目の午後から合流した友人夫婦とのキャンプは初めてのことばかりだったけれど、ぜひまた体験してみたいと思わせてくれる貴重なものだった。

準備がまず楽しい(笑

常々キャンプはその準備する時間から楽しいと思っているのだが、今回はその準備もいつも以上に楽しかった。作ろうとしている晩ご飯が被らないように、あれ作る、これ作ると打合せと称しての飲み会だ(笑

加えてお互いが持ってるギアの話をしたりキャンプ感をシェアしたりと、実際にサイトに赴く前から飲んで食ってと相当な楽しさだ。ソロや家族でのキャンプでは味わえない、すばらしい準備時間だ。

目の保養になる

グループキャンプは楽しすぎる体験だった!

ランタンスタンドにかけられているコンビニ袋の中は解凍中の鹿肉!(笑

通常、隣のサイトに設営している様やテントをじろじろまじまじと見ることははばかれるけど、友人であればそんなことも気にせずじっくり眺めることもできる。

テントの建て方やサイト内のレイアウト、準備の仕方や設営方法まで色々と学ぶことや参考になることも多い。さらにはキャンプギアについても色々と勉強させてもらうこともできて楽しいね。

何が楽しいってそりゃ食事だ

グループキャンプを実際に行ってみて、何がすばらしいってそれはやはりそれぞれが作った晩ご飯をみんなで食べることに尽きるかなぁ。

ファミリーキャンプであれば、食べるものは全て自ら用意して調理してということになる。対してグループキャンプだと調理を分担して行えるので、作業量は減るというのはうれしいこと他ならない。

そして最大の利点というかうれしい点は、普段自分では絶対にやらないだろうメニューや思いもつかない献立が提供された時とこそ、グループキャンプのうれしく楽しいところのひとつだね。

何を作ったか?

グループキャンプは楽しすぎる体験だった!

ローストする前に、まずは表面をスキレットで焼く

この時はよくキャンプで食す、猟を趣味にされている方からいただいた鹿肉を大量に持ち込み、ヒレをローストベニソン(ベニソン=鹿肉)を赤ワインとバターやバルサミコ等を使ったソースと共に。更にスキレットでロースをメインにグリルしたものをシンプルに塩こしょうでいただいた。そして砂ズリとマッシュルームのアヒージョにニンニクや砂ズリのうまみ成分がたっぷりとけ込んだオイルを利用したペペロンチーノ、チーズやナッツの燻製等を用意した。

グループキャンプは楽しすぎる体験だった!

アヒージョを加熱していく

一方、友人夫婦が用意してくれた燻製はとてもうまかったなぁ。特に塩鯖のうまさと言ったらなかった。彼らは温燻でやっていたが、熱燻で試行錯誤している僕らも温燻に戻ろうと決めた程うまかった。

さらに僕らがキャンプで作ろうなんて思ったことなかった一品を作ってくれた。中華鍋を振りかざしての麻婆豆腐だ。
この一品を作るために大きな中華鍋を持ってきてくれたわけだ。

グループキャンプは楽しすぎる体験だった!

絶品麻婆豆腐!

ホタテが入ったスペシャルなXO醤が中華鍋に入った時点ですごくいい香りが。そして仕上げのラー油がすごかった。台湾で購入したものらしいが、麻と辣(マー:山椒の痺れる辛さ。ラー:唐辛子の辛さ)がとてもきいていて、麻婆豆腐が一気に別次元のうまみとなった。辛くて痺れて言うことなしだったなぁ〜(笑

こんなうまいものを夕暮れの中屋外で食べれるなんて、これ以上の喜びがあるだろうか?

そして楽しい時間が続く

その後も焚き火を絶やさず、ずーっと食べる・話すを繰り返す。なんせ食べ物はたくさんあるし、話したいことも山ほどある。これがまた楽しい。

ソロや二人のキャンプだと、焚き火の炎をぼーっと眺めながら何も語らず、静寂を楽しむ時間が長くなる。それがキャンプの醍醐味と感じることも多々ある。しかしグループだとひたすらに会話を楽しむ時間が続くのだ。

おもてなしはまだ終わらない

大きめのテントと多めの荷物を持っている僕らの出発の朝は結構忙しい。早朝温泉に犬の散歩を行ってから朝食、そして後片付けなのだが、この時は友人夫婦が朝食を用意してくれた。

定番のホットサンドなのだが、中身は自宅で作ってきていたというチリコンカルネ。はぁ〜食べ慣れているはずのホットサンドが別次元のうまさだ!

おかげでチェックアウトまで余裕を持って片付けをすることができた。もう感謝するばかり。

最後に

これまでは比較的静かに、そして静寂すら楽しむ感じのキャンプが多かったけれど、グループキャンプの楽しさにはびっくりだ。

もちろん全てのキャンパーにオススメできるわけではないけれど、たまにはこういったスタイルのキャンプもいいなぁと改めて思い知った。

いやぁ〜キャンプは楽しい。