もくじ
ソフトコンテナを探していた
ここしばらくソフトコンテナを探していた。なぜかというと自宅のあちこちに分散させて収納している、キッチン・調理系ギアをまとめたいと思ったからだ。
これまではキャンプの直前に、あちこちにあるキッチン・調理系ギアを集めてりんご箱に入れて車載することを続けてきたが、毎回それをするのも厳しい。とはいえりんご箱って板の厚さもあり、思ったより容量がないのも事実。とはいえりんご箱を2箱室内に収納するスペースはない。
ということで大きめのソフトコンテナに必要なものを全て入れて収納、キャンプの時はソフトコンテナを持っていけば忘れ物なし!って状態にしておきたい!
候補は色々あった
ソフトコンテナを探すにあたり、ネット上であれこれと調べ、結果色々と候補があった。
スノーピーク ウォータープルーフ ギアボックス
とてもシンプルな見た目で、しかも完全防水!申し分ないって感じだけど、価格的にも申し分ないって感じで、さすがに躊躇しますなぁ(笑
ゴーウエスト エクストララージ ギア コンテナ
GOWEST(ゴーウエスト)のコットン100%のミリタリー感の雰囲気もあるソフトコンテナ。値段的にもなんとか許容範囲だったけれど、中に仕切りがないというのと、サイズ的に合わないのであえなく断念。
CWF オールウェザー コンテナ M
MADE IN JAPANのタグが誇らしげな、CWFのコンテナもかなり魅力的。サイズは60L、68L、120Lの3種類あり、カラーもオリーブドラブとブラックが用意されている。
アルバートル マルチギアコンテナ

ここしばらくこれにしようかなぁ〜って感じでショッピングサイトを眺めていたのだが、先日ヨドバシカメラのキャンプ用品売り場をうろついていたら、なんと期せずしてご対面!
実際に見て、手に取ってみて、あぁこれいい!と思い、即お持ち帰り。店員さんは最近ブログで紹介されたとかで、一気に品薄になっていると言っていた。そんなことも知らずにすんなり買えてラッキー!
アルバートル マルチギアコンテナを見てみましょう
店頭で販売している状態が、このように折りたたまれており、透明のビニール袋に入っていた。容量68リットルということで結構大きいものかなと想像していたが、現物を見るとそこまで大きくないという印象。

上の画像で見えている部分は上蓋で、四方の壁部分を倒して折りたたんだ状態だ。68リットルの容量を持ちながら、60cm x 38cm x 8cm(厚さ)ほどのサイズなので、使用しない時にはかなりコンパクトになる。
今回ブラックカモという色を選んだが、カモフラージュ柄はさほど目立たず、全体的に落ち着いた印象。
仕切り板と底板

仕切り板は2枚付属している上の画像の左と真ん中の板がそれだ。なので3分割できるのだが、ベロクロを使用しているので、細かい位置調整が可能。

厚みはさほどないが、なかなかしっかりしている素材だ。
底板も同様の素材と思われるが、こちらも同様にしっかりしている。
ソフトコンテナによくある、荷物を入れると重さで底が膨らんでしまうだろうなと購入時に考えていたのだが、薄いながらもしっかりした底板のおかげで、その心配はないようだね。
保護パッド

壁4面と上蓋には1cmほどあるパッドが内蔵されている。ハードボックスほどではないにせよ、それなりの保護能力はあるはずだ。
ハンドル

ハンドルは各壁面に4つ取り付けられている。縦向き横向きでも持てるし、複数人でも容易に持ち運べそう。

加えてバラスティックのベルトが取り付けられていて、バッグのような持ち手も付いている。ベロクロを使ってまとめられているが、外せば分離することが可能。
カラビナループ

カラビナループ5つが正面の左右にそれぞれ、計10箇所用意されている。シエラカップをかけたり、S字フックを使って小物をかけることも可能。
ジッパー

ジッパーの滑りは特に悪いことはなく、なんの問題もなく開け閉めすることができる。そしてうれしいのは、ジッパープルがかなり大きくて持ちやすいので、スライドさせるのも非常に楽だ。
底

底の部分にはターポリンが使用されている。耐久性があり地面において汚れたとしても、掃除が楽になる。さらに防水性能があるだろうから、コンテナ内が濡れにくくなっているはずだ(メイカーから防水性能はうたわれていません)。
ギアを入れてみた
今回はこれまでバラバラに収納していたキッチン・調理系のギアをまとめてこのソフトコンテナに入れるべく、集めてみた。これまでだったらりんご箱2つに分散させて収納していたものだ。

- コールマン ピクニックストーブ 5409(ツーバーナー)
- ロッジ スキレット 1枚
- ホームセンター ミニスキレット 2枚
- プレート(直径25cm)3枚
- シリアルボウル 2枚
- カレーボウル 2枚
- コールマン ファイアープレイスケトル 1.6L
- カリタ コーヒーポット ステンレス製 細口 1.2L
- ユニフレーム コーヒーバネット グランデ
- ペンデルトン コーヒーカップ 2個
- ユニフレーム FAN5 DUO
- 竹製鍋敷き
- ペーパータオル 1巻
- スパイスラック
- カトラリー一式
- ユニフレーム fanツールセット
- まな板 1枚
- ステンレス製トレイ
- タンブラー 2個(画像未収録)
以上のものを入れてみた感じがこちら。

実際にはまだ余裕がありつつ、上記のギアを全て飲み込んでくれた。スキレット以外はそれほど重くないので重量的には大したことはないが、りんご箱と違ってコンテナ自身の重量がさほどでもないので、軽く感じる。これなら老体に鞭打っての車載も楽になりそうだ。
スペック
サイズ | 約60×38×30cm(約68L) |
重 量 | 約2,150g |
材 質 | 上部:ポリエステル PVCコーティング 内貼:ポリエステル PVCコーティング 底部:ターポリン |
最後に
今回初めてソフトコンテナを購入したが、正直なぜもっと早くから購入しなかったんだろう?と問い正したくなるほど。軽く、大容量、小さく折りたためる等利点は多い。
さらにソフトコンテナの美点としては、数ミリ大きいからりんご箱に入らないなんてことはなく、素材が柔らかいから形を変えつつ非常に多くのギアを飲み込んでくれることだ。そしてそうやって少々ハードな使い方をしても、このアルバートル マルチギアコンテナは縫製がしっかりしているので、安心して使えそう。しかも7,000円台で購入できるコスパの高さ!
ガラス等の壊れ物はハードコンテナに入れないと破損が心配だけど、そういったものでなければソフトコンテナ、かなり使えると思うよ!